横河電機(株)は、「製造原単位*管理システムProfitclue」を開発、11月29日から販売を開始する。
「Profitclue」は、工場の各製造工程で発生するコストの把握や仕掛品および完成品の製造原価を正確に算定することで、工場での原価低減活動を支援するソフトウェアパッケージ。
材料費や経費といった製造コストに関わる現場の情報を工程ごとに「Profitclue」に取り込むことができ、各工程で発生する製造原価を必要なときにそれぞれの工程ごとに算定ができるとともに、製造工程における無駄の分析をサポートする。
各製造工程で発生するコスト情報を工程の進捗に合わせて積算していくことができ、完成品はもちろん仕掛品の製造原価を製品1個の単位で正確に把握することができるようになる。
主な対象ユーザは、電機・電子メーカ、半導体メーカ、自動車メーカなどで、製造工程における原価の正確な計算、製品(完成品)や仕掛品の製造原価の正確な計算に利用できる。
販売目標は、2007年度10システム、2008年度20システム。