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住友不動産、横浜倉庫/サブリース賃料減額確認訴訟で和解成立

2006年12月29日/未分類

住友不動産(株)は、同社がオフィスビルを一括賃借している横浜倉庫(株)を相手取り、サブリース賃料の減額確認を求めていた訴訟で、東京高等裁判所の和解勧告を双方が受諾し、和解が成立したと発表した。

オフィスビルは東京都港区の「ヨコソーレインボータワー」で、地上23階地下2階建、1995年2月に竣工した。和解内容は、東京高裁の和解案に基づき、1996年9月分以降の賃料について、「過去および将来にわたり減額」し、支払済み賃料との精算額に相当する精算金16億4,200万円を住友不動産が横浜倉庫に支払う。賃料額などの詳細については「和解上の守秘義務により、差し控える」としている。

この訴訟は1995年9月、住友不動産が賃料減額確認訴訟を東京地裁に起こし、いわゆるサブリース契約への借地借家法第32条「賃料減額請求権」の適用を否定し、一切の賃料減額を認めない判決を不服として、同社が控訴。第二審では、第一審の判断を覆し、賃料減額請求権を適用、賃料を減額する判決を下した。

その後、横浜倉庫側の上告審で、サブリース契約への同法第32条の適用を認めたうえで、第二審判決を破棄し、賃料額の判断について、東京高裁に審理を差戻していた。

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