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全日本トラック協会/軽油価格高騰の影響(平成18年12月調査結果)

2007年01月09日/SCM・経営

(社)全日本トラック協会は軽油価格高騰の影響(平成18年12月調査結果)を公表した。

平成18年11月の軽油価格は10月に続き値下がりし、1リットルあたり97.7円(スタンド)、91.3円(ローリー)、96.4円(カード)となった。とくにローリーでみれば対前年同月比では5.8円高、15年度平均比では27.6円高であった(全ト協調べ)。

軽油価格の高騰に対して、トラック運送事業者の荷主との運賃値上げ交渉の状況、運賃転嫁の実態等のアンケート調査結果によると、燃料費のコスト増について、荷主に対し運賃値上げの交渉を行っている事業者は67.1%、また一部でも運賃転嫁ができた事業者は38.4%で、これらの事業者における値上率は平均で3.8%であった。

こうした運賃転嫁の交渉がうまくいった要因としては、軽油の値上がりが社会的に認知されてきたこと、何回も交渉して理解を得たからなどが挙げられる。

今回の調査時期は、平成18年12月14日~19年1月4日で、全国870事業所に配布し567票を回収(回収率65.2%)した。

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