ヤマト運輸(株)は1月23日、宅急便の集配車両にハイブリッドの「ウォークスルー車」を新しく導入し、3月末までに31台を順次導入する。
ウォークスルー車は1981年8月、宅急便専用集配車として開発され、以来、何度かリニューアルを繰り返し、1月からウォークスルー車がハイブリッド車が登場した。
同社では「2012年度のCO2排出総量を2002年度比で99%に抑制するために、原単位排出量(宅急便1個当たり)のCO2排出量を30%削減する」というヤマト運輸地球温暖化防止目標の達成のために、低公害な集配車両の導入を進めている。
2003年度からは、低公害車両の主軸をハイブリッド車とし、積極的に導入していたが、今までのハイブリッド車は通常の貨物自動車で、ヤマト運輸や宅急便の象徴であるウォークスルータイプのものではなかったため、4年前から、トヨタ自動車(株)にウォークスルー車のハイブリッド車を要望し、昨年、1台をテスト導入し、今回の本格導入となった。
ハイブリッド車の前で、東京トヨタよりヤマト運輸の神奈川主管支店長 瀬川正弘にゴールドキーが渡される