(株)日本レップは三菱UFJ証券(株)と共同で、物流不動産施設を投資対象とした私募ファンド「J-REP・ファンドⅠ」を組成、運用を開始した。
ファンドの規模は50億円。三菱UFJ証券がファイナンス全般のアレンジを行い、複数の投資家が出資したほか、金融機関からのノンリコースローンによる資金調達も行なった。
日本レップが取得した、収益不動産(信託受益権)である3つの既存物流施設に投資する匿名組合出資形態の不動産投資ファンドとなる。
3施設は既に稼動中で、長期契約のテナントを持つ安定収益物件。ファンドの運用期間は3年、目標利回りとしてはIRR10%以上を目指す。
日本レップでは「今後、実績を素早く積み上げることに加え、三菱UFJ証券の幅広い投資家ネットワークを活用することにより、同様のスキームで二号ファンドの組成を早期に予定している」としている。
ファンドの概要
ファンド名:J-REP・ファンドⅠ
資産規模:50億円
運用期間:3年間
アセットマネジャー:(株)日本レップ
プロパティーマネジャー:(株)日本レップ