SAPジャパン（株）は、アビーム コンサルティング（株）との協業を強化し、ERP（基幹業務システム）分野での新たな共同事業計画を策定した。昨年に引き続き、共同販売目標や重点インダストリーを設定し、認定コンサルタント数を増加する。
SAPジャパンのソフトウェアビジネス、アビームのサービスビジネスともに、共同の販売目標を設定。昨年は共に目標値の130%前後と高い達成率を実現したことから「今年は昨年以上の高い目標値を設定する」としている。
主にハイテク、商社、小売などの製造流通業を重点インダストリーとし、部門間での密な協業を行う。SAPが提唱するエンタープライズ・サービス指向アーキテクチャ、ビジネスインテリジェンス、内部統制など複数の分野でアビームコンサルティングが機能検証を行い、SAPジャパンがその活動を支援することで、最新の機能やソリューションを企業に提供する。
また、昨年アビームコンサルティングが180名のSAP認定コンサルタント数を増加したが、急増するSAP需要に対応するために、新たに200名の認定コンサルタントの増強を行う。需要が急増しているNetWeaver関連の認定取得も大幅に増強していく。
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