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三菱倉庫/平成19年3月期第3四半期連結決算、物流事業好調で増収増益

2007年02月02日/未分類

三菱倉庫(株)の平成19年3月期第3四半期連結決算は、物流事業が順調に推移したことから、不動産事業の減収をカバーし、営業収益1,281億8,900万円(前年同期比4.3%増)となった。

物流事業では医薬品・食品などの配送センター業務の拡大、コンテナターミナルでのオペレーション業務を中心とする取り扱い拡大、効率化、米国での営業体制強化・拠点拡充などに努めた。

利益面は営業利益が86億8,400万円(11.9%増)、経常利益は金融収支の改善などで97億7,200万円(12.8%増)となった。また四半期純利益は、商業施設関連の特別利益を計上したことで一時的に大幅に増加し、87億3,400万円(46.1%増)。

倉庫事業は、飲料などの再寄託貨物の取扱が減少したものの、医薬品などの配送センター業務の取扱量が増加した。陸上運送事業は、医薬品を中心に配送センター業務の取扱量が増加。港湾運送事業は、コンテナ貨物取扱量が増加。国際運送取扱事業は、欧米、東アジア向け海上貨物や航空貨物を中心に収入が増加した。

物流事業全体の営業収益は、1,020億6,100万円(6.4%増)。貨物取扱量の増加に伴い作業費などが増加したものの再寄託関係費用や施設賃借費、減価償却費の減少もあり、費用面での伸びを抑えることができたため、営業利益は39億9,300万円(65.6%増)となった。

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