LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

UPS/2006年、日本の小口貨物輸出取扱量15%以上増加

2007年02月05日/未分類

UPSは、2006年12月31日までの第4四半期に11億3000万米ドルの純利益を計上し、希薄化後1株当たり利益は10%増の1.04ドルに達したと発表した。

業績は、国際小口貨物事業の好調な伸びが貢献し、日本では、小口貨物輸出取扱量が第4四半期で15%以上増え、通年でも15%以上の増加となった。

また、アジア全体の小口貨物輸出取扱量は第4四半期に20%以上増、年間では10%以上増となり、国際部門が達成した11.3%の輸出取扱量増加に大きく貢献した。

UPSアジア太平洋地域社長、ケン・トロックは「アジアはUPSにとって極めて重要な地域であり、私たちの2006年の好業績がアジアの可能性を証明しています。私たちは、お客様が世界市場で競争力を発揮できるよう、さらなるネットワークの拡充とサービスオプションの拡大を続けていきます。」と述べている。

2006年第4四半期にUPSは国際エクスプレス商品の強化を発表し、世界で最も貿易が活発な30カ国向けの配達時間指定オプションを1日1~2回から3回に増やしました。これによって、アジアの荷主企業は、北米・アジア・ヨーロッパの輸出入で、より多くの時間指定オプションを選択できるようになった。

2006年通年の売上高は12%近く増加し、営業利益は8%増、1株当たり利益は11.2%増の3.86ドルに達し、国際業務はかつてない水準に到達し、17億ドルを超える営業利益を計上した。また、取扱量も約40億個と過去最高となり1日当たりの平均の取扱量にすると1560万個。

陸上貨物は2006年第4四半期に3.6%の堅調な伸びを示しました。好調だった前年同期の業績と比較すると、「Next Day Air」貨物(翌日配達の航空輸送サービス)の1日平均取扱量はやや減少し、「Deferredair」貨物(2、3日かけて輸送する航空輸送サービス)の取扱量は横ばい。

クリスマス休暇時期の繁忙期プランについては効果的に実施し、期間中2日間に関しては1日の取扱量が2200万個を超えた。2006年のピーク時には、7日間にわたり2000万個を超える1日当たりの貨物取扱量を達成したが、前年にこの数字を達成した日数は5日間だった。

サプライチェーン/フレート部門は、第4四半期に実施したコスト削減策が奏効し、2006年第3四半期から改善した。UPSフレート(UPSのLTL・TLトラック事業)の業績は、LTL(混載トラック便)市場が鈍り影響を受けた。

今後の見通しについて、UPSの副会長兼最高財務責任者(CFO)スコット・デイビスは「米国経済の減速にも関わらず、国際小口貨物事業は来年も堅調と予測しています。また、サプライチェーン/フレート部門も年内徐々に勢いを増すものと期待しています。」と述べている。

さらに、デイビスは2007年通年の希薄化後1株当たり利益について、2006年の3.86ドルから6~10%増加し、4.10ドルから4.25ドルの範囲になると予想しています。2007年第1四半期の希薄化後1株当たり利益については、前年同期の0.89ドルに対し、0.94ドルから0.98ドルの範囲になると予想している。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース