ダイフクが8月12日に発表した平成21年3月期第1四半期の業績で、物流システム事業は、受注面で、IT・食品・飲料・医薬などの製造業や流通業界向けの保管・搬送・仕分け・ピッキングシステム事業および自動車生産ラインの搬送システム事業が、エレクトロニクス業界向けクリーンルーム内の搬送・保管システム事業は好調を維持した。
さらに、医薬品卸業界など国内流通業の再編に伴い、大型の物流センターや配送センターを受注するなど、多様な業種向けの事業に取り組んでいるグループの強みも発揮している。
売上面では、いずれの事業も前年同期を上回り、特に国内および欧米向けのIT・食品・飲料・医薬などの製造業と流通業界向けの保管・搬送・仕分け・ピッキングシステム事業、国内とアジア地域におけるエレクトロニクス業界向けクリーンルーム内の搬送・保管システム事業が好調だった。
この結果、物流システム事業の受注高は856億8700万円（前年同期比16.9％増）、売上高514億4400万円（42.5％増）、営業利益48億9600万円（14.2％増）となった。
