釜山港のコンテナ貨物取扱量が、1月としては初めて100万TEUを突破した。コンテナ税の廃止と、2006年10月以後の外国船社の釜山港寄港数増加に支えられたもの。
釜山港湾公社によると、今年1月に釜山港で取り扱ったコンテナ貨物は103万7811TEU(暫定集計)で、前年同期に比べ6.8%増加。
釜山港の1月の輸出入貨物が急増したのは、1992年から釜山港を利用する輸出入貨物TEUあたり2万ウォンずつ課されてきた「コンテナ税」が昨年末に廃止され、物流コストの負担が減少したのが最大の要因、としている。
また、マースクが昨年10月から釜山港への寄港を週5回から週9回に増やしたことも貨物取扱量増加の要因として挙げている。
トランシップ貨物についても1月は前年同期比1.8%増の43万7758TEUを取り扱い、2006年10月以降4か月連続で緩やかな増加傾向。