ウォルマートが発表した2006年度第4四半期(06年11月-07年1月期)決算は、純益が前年同期比10.9%増の980億9000万ドル、継続事業利益が同8.8%増の39億4000万ドルとなった。1株あたりの継続事業利益は、前年同期の0.87ドルから0.95ドルに上昇した。
2006年度全体(06年2月-07年1月)では、売上高が前年度比11.7%増の3449億9200万ドル、継続事業利益が6.7%増の121億7800万ドルで、いずれも過去最高だった。1希薄株あたり利益は、前年度の2.72ドルから2.92ドルに上昇した。
韓国とドイツからの事業撤退手続きについては、2006年度第4四半期中に完了した。同社は「事業撤退があったにせよ、特に第4四半期が好調だったことから、当社は結果として過去最高の業績を上げることができた」としている。
2006年度の営業利益を部門別にみると、ウォルマート・ストアーズが11.1%増の170億2900万ドル、サムズ・クラブが9.2%増の15億1200万ドル、国際部門が21.5%増の42億5900万ドルだった。(翻訳)