日立物流(株)の主力事業で、企業の物流業務を総合的に受託する「システム物流」部門が順調に伸びている。売上高3039億円のうち、2191億円を占めた。前年同期比では7%の伸び。
<2006年度の3PL立ち上げ案件>(クリックすると拡大します)
2006年度は物流子会社を譲り受けた(株)資生堂のケースを含め、34案件を立ち上げた。上半期は(株)コスモス薬品、三菱マテリアル(株)、参天製薬(株)、昭和冷蔵(株)など19件、下半期もイオン(株)、キヤノン(株)、東京豊島青果(株)など15件がスタートした。
こうした好調さを反映し、4月25日に発表した平成19年3月期決算は、売上高3039億5800万円(前年同期比6.4%増)、営業利益117億4600万円(15.7%増)、当期純利益67億8700万円(33.4%増)と、増収増益だった。