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商船三井/インド・パキスタン・中東‐アフリカ航路改編

2007年05月23日/国際

(株)商船三井は、南北コンテナ航路のサービス強化のため、7月よりインド・パキスタン・中東‐東アフリカ・南アフリカ航路(MRX)を改編する。

MRXサービスは、Pacific International LineとLaurel Navigation Ltd.との協調サービスで、各社が2隻ずつ投入している現在の6隻体制に、各社が1隻ずつ追加投入して9隻体制としたうえ、ループを2つに分けサービスを提供する。

第1ループは「東アフリカサービス」、第2ループは「南アフリカ・西アフリカサービス」と、それぞれ地域を限定して配船することにより、より安定したスケジュールで、顧客ニーズに対応する。

第1ループの東アフリカサービスは、現在の南アフリカ折返しサービスを東アフリカ折返しのウィークリー・サービスとして継続し、混雑のため滞船が恒常化しているダーバン港への寄港を休止することにより、一層安定したスケジュールでサービスを提供する。

第2ループの南アフリカ・西アフリカサービスは、第1ループのダーバン寄港休止に伴い、新たにインド・中東-南アフリカ・西アフリカ間のサービスを開設するもので、新たにケープタウンに寄港し、冷凍貨物に代表される中東向け輸出に対応するとともに、同港で同社の南米東岸と南アフリカを結ぶ航路に接続することにより、南米から中東向けの冷凍貨物などの輸送にも対応する。

インド・中東-南アフリカ間では、途中港への寄港中止により、大幅にトランジットタイムを改善し、従来シンガポールで接続していたインド・中東-西アフリカ間で直行サービスを開始するため、東アフリカ向け同様に伸張著しいマーケットに、最速のトランジットタイムでサービスを提供する。

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