タイのバンコク新国際空港は、インターメック(Intermec)社のRFIDシステムを貨物取り扱い分野に採用した。
インターメックはRFID(ICタグ)の供給会社。バンコク新空港は2006年秋に開港し、「スワンナプーム(Suvarnabhumi)空港」の名称でも知られる。東南アジアの新たなハブとして機能するとともに、「NBIAカーゴ・フリー・ゾーン・IT」と冠した貨物プロジェクトを展開している。
このゾーンには倉庫やターミナル施設があり、荷捌きの際、同社製のタグおよびバーコードシステムを使用する。
インターメックのPiyarat Srivaranonタイ担当マネージャーは「今回のプロジェクトは、東南アジアでも最大のRFIDプロジェクトになる。貨物の位置情報の迅速なモニタリングや、ゾーン内でのさまざまな動きをトラッキングできるシステムが備わっている」と話している。(翻訳)