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NTT-AT/光と音で位置探索できる双方向通信タイプのアクティブ型RFIDタグ発売

2007年07月18日/IT・機器

NTTアドバンステクノロジ(株)は、RFIDタグにLED、ブザー、押しボタンを標準装備し、指定した物品から出る光やブザー音によってすばやく目的の物品を探し出せるシステムが構築できる、双方向通信タイプのアクティブ型RFIDタグシステム「NIRE(ニレ)タイプ3」を開発、7月31日から販売開始する。

先に販売している「NIRE(ニレ)タイプ2」よりも高機能となり、送信だけではなく、受信機能も加わった双方向の無線通信方式を採用。

タグにLEDとブザー、押しボタンを標準装備しているため、上位PCからゲートウェイ端末を経由して任意のタグへ送信できるコマンド信号を受信すると、タグのLEDが光ったり、音を発したりすることで、目標物を迅速かつ簡単に見つけられるシステムを構築することができる。

目的の物品を見つけた後は、タグのボタンを押すことで、見つけたことを上位PCへ通知するとともに、光または音を停止。例えば、棚に陳列してある3000個の製品から1個を探すのに掛かる時間が、従来の平均3分程度から10秒以内に短縮できるとしている。

さらに、タグのID送信は自律発信モードのほか、ゲートウェイ端末からリクエストを受信した場合だけIDを返信する応答発信モードが設定できるため、確実なゲート検出や位置検知のアプリケーションシステムにも利用可能。

同社では、利用例として倉庫内の物品・在庫品の位置管理システム、工場内の設備・工具の位置管理システム、工場内の製造仕掛品などの生産管理システムなどを想定している。

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