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富士重工業/共同輸送取扱量が17%拡大、物流分野の環境負荷低減

2007年07月24日/SCM・経営

富士重工業(株)は7月20日、「2007社会・環境報告書」を公表した。物流分野では、物流子会社の(株)スバルロジスティクスを通じた、同業他社との完成車共同輸送、改正省エネ法への対応、海上コンテナの輸送効率向上による環境負荷低減――などの取り組みを紹介している。

完成車輸送分野では、最適な輸送標準ルートの設定、モーダルシフト推進、積載効率向上などに取り組み、環境負荷低減に努めた。

中でも同業他社との共同輸送では、共同輸送取扱量が4万1660台と前年比17%の拡大となった。

改正省エネ法への対応として、デジタルタコグラフ、アイドリングストップ装置の装着を推進したほか、定期的に協力会社から走行・燃費データを集約し、CO2排出量を含む精度の高いエネルギー消費量を把握。年間1%以上のエネルギー消費量原単位低減を目指している。

海上コンテナ輸送では、輸出過多となっているスバルロジスティクスと輸入過多企業とで、往復実荷の協業運行を推進し、協業企業間だけでなく輸送請負企業を含めたCO2排出量削減に取り組んでいる。

2007年度は前年度に比べ、約4%の輸送回数削減を見込んでおり、「今後も協業輸送スキームを拡大」する方針。

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