SGホールディングス(株)は7月23日、2006年度のCSR活動全般を取りまとめた「環境・社会報告書2007」を発行した。
環境面では、佐川急便が世界自然保護基金(WWF)の地球温暖化防止プログラム「クライメート・セイバーズ・プログラム」に、日本企業として初めて参加し、事業活動を通じて排出される二酸化炭素(CO2)の総排出量を、2012年までに2002年度比で6%削減する目標を掲げている。
目標を達成する手段として、2012年度までに天然ガス自動車を累計7000台導入するとともに、太陽光発電システムの導入拡大などに取り組んでいる。
CO2の総排出量は2006年度実績で35万6116トンとなり、2002年度比で2.86%削減。天然ガストラックは年度中に597台導入し、累計3290台となった。
このほか、車両を使わない小規模店舗・サービスセンターを57か所設置し、158か所となった。太陽光発電システムの導入は7か所で、累計16か所、計300kWになっている。