(株)日通総合研究所は7月31日、2007年上期(6月調査分)の企業物流短期動向調査(日通総研短観)を公表した。
調査結果によると、国内向け出荷量「荷動き指数」は、4-6月実績(見込み)では前期より大幅に下落しマイナスに落ち込んだが、7-9月見通しでは10ポイント上昇して+4まで戻す。このため、荷動きの急激な減退は一時的で、緩やかな拡大基調に復する、としている。
7-9月見通しの輸送機関別「利用動向指数」をみると、一般トラックでは小幅ながらプラスに回復し、特別積合せトラック、宅配便、鉄道コンテナでもゼロ水準か水面付近まで戻し、利用の下げ止まりが見込まれるとした。
一方、内航コンテナ、国内航空では「利用動向指数」がマイナスにとどまり、利用の回復は期待できないとした。
7-9月見通しの輸出入貨物量「荷動き指数」をみると、外貿コンテナでは輸出入とも2ケタのプラスを維持し、堅調な荷動き拡大が続くと予測。
国際航空では輸出入とも荷動き指数が横ばいで推移し、利用の停滞が続く見通し。
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