新日石プラスト(株)は、財団法人クリーン・ジャパン・センター(以下:CJC)より、「シートパレットシステムによる物流効率化」への取り組みに対して、平成19年度資源循環技術・システム表彰「CJC会長賞」を受賞した。
「資源循環技術・システム表彰」は、1975年からスタートしており、リサイクルや環境保全の表彰制度として最も長い歴史を持つ表彰の1つで、廃棄物のリデュース・リユース・リサイクルによる持続可能な省資源型社会の形成を推進する先導的な事業に与えられる賞。
「シートパレットシステム」とは、従来の構造体パレット(木製・プラスチックパレットなど)に代わり、厚さ1mm程度のプラスチック製シートを用いるフォークリフト運搬の手段。
構造体パレットはそれ自体が有する垂直強度により積載物を支えるのに対し、シートパレットは薄いプラスチック製シートで、それ自体で積載物を支えることはできないが、フォークリフト側のアタッチメントで積載物を支えることにより、構造体パレットと同等の作業が行える。
このシステムを活用することにより、構造体パレット製造のための原材料削減が図れると同時にパレット軽量化や積載効率アップによる省エネ・CO2削減効果が得られ、使用後のシートはリサイクル原料として活用が可能。