センコー(株)が10月25日に発表した平成19年9月中間期の連結業績は、売上高993億7800万円(前年同期比1.8%増)、営業利益26億8500万円(12.6%増)、経常利益25億4800万円(6.0%増)、中間純利益13億3400万円(18.8%増)となった。
同社は「流通情報企業の確立」を目指し、新たな中期経営三か年計画をスタートさせ、「流通SCM」を提供することで、量販店・小売物流を中心とした業務開拓を進めている。
8月には新たな物流拠点として滋賀県守山市に「守山倉庫」を開設、3月までにさらに3拠点の物流拠点を整備する計画。
上期の部門別業績をみると、運送事業は大型設備の開設効果、モーダルシフトの影響による売上の増加はあるものの、住宅関連物流の物量減少の影響で事業収入は609億4200万円(0.5%増)の微増となった。
流通加工事業は、イオン東北RDC、浦和PDセンター、泉北第2PDセンターなどの大型設備開設効果により、事業収入304億4500万円(前年同期比6.6%増)となった。