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日通/上海虹橋空港-羽田空港で自社一貫輸送商品発売

2007年11月09日/国際

日本通運(株)は11月8日、上海虹橋空港-羽田空港間の定期チャーター便を利用した、日本向け自社一貫輸送サービス「虹橋(ホンチャオ)エクスプレス」を11月から開始したと発表した。

これまで虹橋-羽田線に貨物を搭載した場合、航空会社の手配により、成田空港に転送された後に貨物が引き渡されるため、都心に近い羽田空港到着のメリットを、生かすことができなかったという。

虹橋(ホンチャオ)エクスプレスは、出発地で日通の現地法人である天宇客貨服務有限公司が、積み付けを行ったULD(ユニット・ロード・デバイス)を、羽田空港到着後、日通が直接千葉県原木の保税上屋まで搬入し、取り卸しを行うサービス。

原則24時間輸入申告が可能な東京税関(原木)で、すみやかに輸入申告を行うことにより、中国上海、首都圏を中心とした顧客に最短で発送日と同日中に貨物の引渡しが可能となった。

羽田空港で日通が直接貨物を引き取ることにより、貨物の取り卸し作業回数の削減し、ダメージの軽減も実現する。日通では「2010年の羽田空港国際化に備え、その立地の有利性を最大限追求する」としている。

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