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日通/羽田-上海虹橋空港間で輸出航空混載サービス

2007年11月30日/国際

日本通運は11月29日、羽田-上海虹橋空港間の定期チャーター便を利用した輸出混載サービス「快速!虹橋(ホンチャオ)」を12月3日から開始すると発表した。

新混載サービスは、首都圏で夕方までに受託した貨物を、夜間に自社CFSに集約、輸出通関を行い、翌朝の虹橋空港向けフライトに搭載。虹橋空港到着後は、日通の現地法人で、11月12日に虹橋空港に事務所を開設した天宇客貨服務有限公司上海支店が、虹橋空港上屋に到着貨物を蔵置した状態で浦東空港税関に輸入通関手続を行い、輸入許可後に虹橋空港から配達する。

羽田、虹橋空港のロケーションを生かし、日系企業が多く進出する上海市郊外の工業地区へ最短でフライト当日の配達が可能となり、これまでの成田・浦東空港を利用するこれまでの航空混載サービスの所要時間を約20時間短縮する。

東京-上海間の航空混載サービスとしては、ことし3月から羽田・関空-浦東間深夜便を利用した「超級速遞(超速!上海)」を開始しているが、今回の新商品はこの「超級速遞」に次ぐ高速サービスとなる。商品ラインアップを拡充することで、コストやリードタイムといった利用者の輸送ニーズにきめ細かく対応する。日通では「2010年の羽田空港国際化に向けて、首都圏近郊空港の強みを生かした高品質な輸送サービスを提供していく」としている。

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