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日通航空/上海・虹橋-羽田の輸出入輸送サービスを開始

2007年12月18日/国際

日本通運の航空貨物部門・日通航空は12月14日、9月に就航した上海虹橋空港-羽田空港間の定期チャーター便を利用した輸出・入の輸送サービスを発売したと発表した。輸出新サービスの「快速!虹橋」は12月3日から、輸入新サービスの「虹橋エクスプレス」は11月1日から開始した。

輸出新サービスの「快速!虹橋」は、首都圏で夕方までに受託した貨物を、夜間に自社CFSへ集約後、輸出通関を行ない、翌朝の虹橋向けフライトに搭載。虹橋空港到着後は、日通の現地法人である天宇客貨運輸服務有限公司が虹橋空港上屋に到着貨物を蔵置し、浦東空港に輸入通関手続きを行う。

虹橋空港の立地条件を生かし、上海市郊外へ最短でフライト到着当日配達が可能で、これまでの成田-上海(浦東)便を利用した混載輸送サービスより、リードタイムで約20時間短縮可能とした。

輸入新サービスの「虹橋エクスプレス」は、出発地で天宇客貨運輸服務有限公司が積み付けを行ったULD(ユニット・ロード・デバイス)を、羽田空港到着後、日通が直接千葉県原木の保税上屋まで搬入し、取り卸しを行う自社一貫輸送サービス。これまでは虹橋-羽田線に貨物を搭載した場合、航空会社の手配で成田空港に転送された後に貨物が引き渡されるため、都心に近い羽田空港のメリットを生かせていなかった。

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