遠州トラック（株）が11月13日に発表した9月中間期の連結業績によると、売上高92.3億円（前年同期比4.9％増）、営業利益5.8億円（14.0％増）、経常利益5.6億円（16.0％増）、中間純利益2.5億円（6倍）となった。
2006年9月の住友倉庫グループ入りを機に、輸出入貨物の取扱業務にも事業の幅を拡げ、親会社との連携強化に取り組んだ。遠州トラックの関西地区子会社を通じ、中国で生産された家電製品の保管・配送業務を開始したほか、上海遠州物流有限公司を連結子会社化し、子会社の業績が拡大した。
利益面では、配車効率の見直しや販売管理費の抑制などで利益率が向上し、連結子会社の業績伸長もあって大幅な増益となった。
