エア・ウォーター(株)は地域事業を強化・拡充するため、液化酸素・液化窒素製造装置(VSU4号機)を備えた新拠点、東海液酸(株)を設立、東海地区で関西からの産業ガスの輸送削減につながった。安定供給強化とともに「大幅な物流の効率化が実現した」としている。
同社では、医療関連事業でも収益力の強化に向けた構造改革を進めて、VSUによる地域製造拠点の活用で医療用ガスの製造・物流面の効率化を図っている。
物流関係ではこのほか、食品向け3PLや住宅機材物流を大幅に拡大、日本赤十字社から全面受託している血漿輸送やNAT検体輸送事業も順調に推移しているという。