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安田倉庫/新規営業所の減価償却費の増加で当期利益は49.2%減に

2008年08月06日/決算

安田倉庫が8月5日に発表した2009年3月期第1四半期決算は、物流事業部門で顧客のアウトソーシングニーズを積極的に開拓する営業を展開して収益増加に努め、売上高は85億3300万円(前年同期比9.9%増)と増加したが、経常利益は4億3800万円(45.2%減)と減少し、さらに新規営業所の稼動に伴う減価償却費の増加などによって、当期利益は2億4500万円(49.2%減)と大幅に減少した。

物流部門では、2008年1月に取得した関係会社の収益が各科目に反映されるとともに、加須第2営業所(埼玉県)と大阪営業所(大阪府)が稼動を開始し、収益増加に寄与した。

しかし、この二つの新規営業所の稼動に伴う原価償却費の増加と拠点開発に関する一時費用の発生が当期利益を圧迫する主な要因となった。このため、物流部門の売上高は71億900万円(11.2%増)、営業利益は4億8100万円(40.5%減)となった。

通期見通しでは、売上高は360億円、経常利益は28億円、当期利益は16億円。

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