日本郵船(株)は11月15日、陸上からの電力受電装置(AMP)を搭載するコンテナ船“NYK ATLAS”がロサンゼルス港の日本郵船コンテナターミナルで、初めて陸上からの本格的な電源供給を行い、成功させたと発表した。
6.6キロボルト仕様の受電装置搭載船“NYK ATLAS”は、11月10日午後に入港し、14日朝の出港まで連続して陸上からの電源供給を受けた。
“NYK ATLAS”は受電装置を搭載した日本郵船運航船の第一船で、今後もロサンゼルス港停泊時には陸電供給によるオペレーションを実施する。また、“NYK ATLAS”を含む現在就航中の大型コンテナ船18隻、新造船20隻すべてにも陸電供給に対応するため、受電装置を順次搭載する。