ラオックス(株)が11月22日に発表した9月中間期の連結業績は、不振に歯止めがかからず物流関連費用の削減も進まなかったなどとして、中間損益が30.7億円の損失となり、前年中間期から大きく赤字幅が拡大した。
売上高、利益も大きく落ち込んでおり、同社は業績悪化の要因として、販売不振に加えて運搬費、システムに対する支払手数料など物流関連費用の削減が進まなかったことを挙げた。
同社は今後、売上の減少による赤字体質からの脱却を図るため、不採算店舗の閉鎖、人件費・物流費を中心とした経費の削減、資金面の補強に取り組む。