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日本郵船/上海港・大小洋山コンテナターミナル第3期Bに投資

2008年01月04日/国際

日本郵船は、上海国際港務(集団)股_有限公司(Shanghai International Port(Group)Co.,Ltd.が開発する大小洋山コンテナターミナル第3期Bへの共同投資者として内定通知を上海市当局から受けた。

大小洋山コンテナターミナルは、中国政府が、第10次5ヵ年計画の中で打出した国家プロジェクト。上海西南端34km沖合の群島(大洋山、小洋山)に整備する大規模コンテナターミナルで、2020年までに52バース・2500万TEUのコンテナ処理能力を有する計画(上海港全体では3500万TEU)で、2006年の上海港全体のコンテナ取扱量は2171万TEUで、シンガポール(2479万TEU)、香港(2323万TEU)に次いで世界第3位。2007年はシンガポールに次いで第2位になる見込み。

同社は、大小洋山コンテナターミナル第3期Bのほか、大連港大窰湾(だいようわん)第3期コンテナターミナルへの投資参画を決定しており、華東、華北部それぞれにコンテナ船事業の拠点を獲得し、今後ますます増大する輸送ニーズに的確に応え、より高品質な輸送サービスを提供していく。

また、同社は、上海港・大連港・天津港において完成車ターミナル事業にも参画しており、上海港と天津港は、旺盛な需要に応えるため、さらなる業容の拡大を検討している。

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