東芝三菱電機産業システムは、現在の4工場体制（京浜、三重、長崎、時津<長崎県>）を見直し、京浜事業所と長崎事業所の2工場へ生産を集約する。
主力事業である回転機システム事業の体制強化を図るためで、製品競争力と事業展開力をより一層強化する。
同社は2003年10月の会社設立以降、様々な構造改革を実施し、業績は順調に推移しているが、市場はグローバル化が進展し、これまでの国内外競合メーカーに加え、中国、台湾、韓国、ブラジルなどのメーカーとの競争が激化している。
このため、将来の事業競争力強化を見据えた生産体制の効率化、近代化、人材の有効活用を図り、現在の4工場体制を見直しして2工場に結集することで国内での生産を維持・強化し、今後とも国際競争力のある製品、システムを継続して提供出来る強固な生産体制の構築を目指す。
なお、スケジュールは、2008年4月より2009年3月にかけ順次移転し、工場数は減少するものの、京浜事業所と長崎事業所の増強と生産性向上により生産能力・納期とも現状より改善する。
