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JR貨物/第1四半期のコンテナ貨物輸送量5.7%増

2010年07月15日/調査・統計

日本貨物鉄道が7月14日に発表した第1四半期の輸送動向によると、コンテナ貨物の輸送実績は506万トン(前年同月比5.7%増)、車扱は232万トン(2.1%増)となった。

コンテナ貨物では、自動車部品(46.4%増)、化学薬品(11.5%増)、化学工業品(9.4%増)、家電・情報機器(24.5%増)などが前年を上回った。前年を上回った品目の多くは、前年の生産調整の反動、輸出産業の生産回復に伴って輸送量が増加した。家電・情報機器は、各メーカーのモーダルシフトの取り組みで増加した。

一方、農産品・青果物(8.0%減)食料工業品(0.8%減)は天候の影響で、それぞれ九州地区の野菜類、清涼飲料水が減送となった。積合せ貨物も3.0%減だった。

車扱貨物は、セメント・石灰石(3.5%減)、車両(4.5%減)が減少したが、石油は4月の低温に伴う灯油需要の増加などで4.2%増となり、その他も2.0%増だった。

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