商船三井／ブラジル日本移民百周年、記念モニュメント輸送に協力

商船三井は、｢ブラジル日本移民百周年記念モニュメント制作プロジェクト実行委員会」から依頼を受け、日本からブラジルへのモニュメント輸送に協力する。
モニュメントは、厳重に梱包してフラットラックコンテナ6本に1個ずつ積載、2月12日に横浜港で出発式を行った。モニュメントを積載したコンテナ船「MOL WISDOM」は、14日横浜港からブラジルに向かって出港し、サントス港には3月中旬に到着する。
ことしは、日本からの最初の移住船「笠戸丸」がブラジル・サントス港に到着してから100年目となることから、日本とブラジル両政府間で「日本ブラジル交流年」として祝うこととなっており、記念事業のひとつとして彫刻家・絹谷幸太氏制作の石のモニュメントがブラジルに寄贈されることが決まっていた。