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三洋電機ロジ/第2四半期の売上高14%増、営業利益59%増

2010年10月21日/決算

三洋電機ロジスティクスが10月21日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、売上高は206億6100万円(前年同期比14.0%増)、営業利益は11億.3100万円(59.0%増)、経常利益は11億200万円(52.2%増)となり、四半期純利益は4億8200万円(14.9%増)となった。

売上高は、主力である家電物流において、夏季の記録的な猛暑の影響によりエアコンなどの夏物家電、「エコポイント」効果により、薄型テレビを中心とした省エネ家電で高い伸びが続いてきたが、伸長率に鈍化が見られるなど今後の推移は不透明。

利益面は、倉庫内作業のオペレーション改善、運送効率の改善および間接経費削減などに努めた結果、営業利益、経常利益ともに増収となった。

事業別にみると、ロジスティクス・ソリューション事業は、猛暑の影響による夏物家電の増加、「エコポイント」効果による省エネ家電の伸びに支えられ、荷動きは増加傾向で推移。3PLソリューションの提供および物流コスト削減、倉庫内作業のオペレーション改善、運送効率の改善などが寄与し、売上高は103億900万円(25.6%増)、営業利益は9億2400万円(36.4%増)となった。

国際物流事業では、景気回復に伴う中国を中心としたアジア地域での家電製品の増産、夏季需要による国内エアコン市場の好調等による輸入貨物の増加により、売上高は7億8000万円(34.4%増)、営業利益は7700万円(25.3%増)となった。

国内一般物流事業では、家電メーカーの生産増加に伴う回復、家電製品以外の物流量の拡大により、売上高は96億4300万円(2.8%増)に、営業利益は、運送効率の改善などコスト競争力の強化に努めたことで、9億200万円(24.0%増)となった。

通期は売上高380億円(0.3%減)、営業利益13億2000万円(40.0%減)、経常利益13億6000万円(39.0%減)、当期純利益7億4000万円(25.2%減)の見通し。

なお、LSホールディングスは発行済株式総数の95%(2010年9月30日現在。普通株式議決権ベース)を所有し、親会社および主要株主である筆頭株主に該当する。

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