ヤマトHD／08年3月期、売上高1兆2259億円

ヤマトホールディングスが4月30日に発表した2008年3月期連結決算は、売上高1兆2259億円（前期比5.5％増）、営業利益681億円（1.5％増）、経常利益705億円（2.1％増）、最終利益353億円（4.6％増）となった。
中期経営計画の最終年度として、デリバリー事業の着実な拡大を図るとともに、グループ連携による新しいビジネスモデルを構築するなど、非デリバリー事業の成長を加速させる事業展開を推進。
07年5月21日に丸井グループと戦略的提携で合意し、9月からヤマトホームコンビニエンスと丸井グループのムービングの宅配事業を統合させることで、据付け・設置を行うセッティングデリバリー分野で競争力のあるネットワークを確立した。
また、東京国際空港（羽田空港）に隣接する土地を入札で取得し、陸海空の物流ゲートウェイ機能としてのインフラ整備を行った。
主力の宅急便・メール便事業では、宅急便が12億3600万個（5.2％増）、メール便が22億600万冊（12.0％増）となった。
次期は売上高1兆2900億円、営業利益740億円、経常利益760億円、当期純利益400億円を見込む。