センコー、東京納品代行／千葉・市川にアパレル向け物流拠点を開設

センコーと東京納品代行は5月15日、ファッション業界の多様な顧客ニーズに応えるため、両社共同で「市川ファッションロジスティクスセンター」を開設したと発表した。
同センターは、ファッション業界向けの物流センターとして、センコーと東京納品代行が共同でセンター運営を行うもの。アパレル大手の三陽商会の東日本商品センター業務、百貨店・専門店店舗・路面店向けの納品代行業務を行う。
厳重なセキュリティーシステムを完備、入退館管理を徹底するとともに、快適な職場づくりに向け280席のカフェテラス（食堂）を設置した。機能面では、入出荷のスピードと小口荷捌き機能を重視し、1階南北両サイド、3階北側サイドの3面にプラットホームを設置し、延べ132台の同時積卸しができる。また、約100万点を収納できるハンガーラックシステムを設置、柔軟な要員配置を可能とするITシステムも開発・導入した。
■施設の概要
名称：市川ファッションロジスティクスセンター
所在地：千葉県市川市二俣新町22-8
敷地面積：2万9990平方メートル
建物構造：鉄骨造（一部柱のみCFT構造）、地上6階建
延床面積：6万3107平方メートル（倉庫4万8564平方メートル、事務所6385平方メートル、プラットホーム・トラックバース・ランプウェイ8158平方メートル）
着工：2007年6月1日
竣工：2008年5月10日
開設：2008年5月15日
主要設備：プラットホーム（1階）北側155m、南側155m、（3階）北側155m、トラックバース計132台、地上から3階に車輌が昇降できるランプウェイ（車路）を東西両サイドに設置、ハンガーラックシステム、垂直搬送機4台、荷物用EV4台、乗用EV4台、カフェテラス（食堂）280席、セキュリティーシステム