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センコン物流/経常損失1700万円、固定費の増加と原油価格高騰で

2008年08月06日/決算

センコン物流の2009年3月期第1四半期決算は、売上高は27億8000万円(前年同期比0.5%増)と微増だったものの、営業損失は900万円、経常損失1700万円の赤字、当期損失1700万円となった。

損失の主な理由は、固定費の増加と原油価格の高騰の影響を受けた原価上昇と営業外収益の減少。同社の場合、主な商圏が東北地方で、米や農業機械の荷動きが大きなウェイトを占めていることから、これらのに動きが活発化する9月期、3月期以外は収益の谷間に差し掛かることが多いという。

また、前期は子会社が補助金を数百万円程度補助されており、この反動減もあった模様。さらに、乗用車販売を展開している子会社向けなどで固定費が膨らんだ。

通期の業績予測は見直しておらず、売上高126億5000万円、営業利益2億8000万円、経常利益2億1500万円、当期利益1億円をそれぞれ見通している。

第3四半期には荷動きの活発化から改善が見込まれるが、原材料価格の高騰の影響、それを背景とした設備投資の減速、燃料費高騰の影響を受けた消費者物価の上昇と個人消費の低迷など当初予測した事業環境が変化していることなどを警戒している。

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