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資生堂/新マーケティング・システム本格稼動、在庫をリアル管理

2008年06月27日/IT・機器

新日鉄ソリューションズは、資生堂の新マーケティング・システムを構築し、6月より国内化粧品事業において全面稼動を開始した。なお、システムの中核パッケージとして日本オラクルの「Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition」を採用した。
資生堂は、6つのメガブランド、5つのリージョナルブランドを含め合計21ブランドに絞り込む予定で、絶えず変動するマーケットの分析を全営業マンから経営トップまでがタイムリーに行う体制が不可欠となった。
加えて、マーケティング・システムは、一昨年のファイントイレタリー事業組織の見直しや、今後発生する組織、商品、商流、物流の変更にスピーディに対応することが求められており、今回のシステム刷新を決定した。
新マーケティング・システムでは、資生堂の取引先約10万店の出荷とPOSデータの情報を統合し、ユーザが販売データをタイムリーに分析できるため、月次処理等を待たずに、ほぼリアルタイムでブランド軸・製品軸・地域軸・販売チャネル軸での売上・損益・在庫などの経営情報が把握可能となっている。

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