OKIは7月15日、サンポールと共同開発した「ETC車載器対応DSRCゲート管理システム」を、東京都港区芝浦の自社駐車場に設置したと発表した。
車両が駐車場のチェーンゲートに近づくと、ゲートに設置したDSRC路側装置がETC車載器のIDを照合し、登録車両であればゲートを開けるというもので、トラックをはじめ全種の車両に対応することができる。
同社では、自社駐車場で、社有車の入退場管理用として実運用を開始しており、動作状況の確認や、自動車の事前登録作業を実際に体験できる顧客へのショーケースとしても活用していく考え。
認証ミスがなく、高いセキュリティレベルを持ち、ETC車載器が装備された自動車であれば新たな車載機器を必要としないことも特色。駐車場でのゲート制御装置などのシステム用機器も、OKIが開発したインタフェース装置をあわせて利用することで、開発や初期導入のコストを低く抑えることができる。