ヤマタネが8月7日に発表した平成21年3月期第1四半期の業績は、物流部門では配送効率の向上を図り業務の見直しを行った結果、売上高は47億1百万円とやや減少したが、営業利益は一括受託業務の増加や効率的な作業の実施により5億3百万円と引続き好調に推移した。
全体の売上高は140億31百万円とほぼ前年同期と同水準になり、営業利益は、物流、食品、不動産部門が堅調に推移したことから、金融・証券部門の減益を補い、8億82百万円と前年同期の実績を上回った。
経常利益も、支払利息の減少などから前年同期の実績を上回り6億6百万円で、当期利益は、金融商品取引責任準備金戻入2億91百万円を特別利益に計上したことから、4億35百万円と前年同期の実績を大きく上回った。