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トナミ運輸/燃料価格などコスト増で増収減益

2008年08月11日/決算

トナミ運輸の2009年3月期第1四半期決算は、売上高324億1400万円(前年同期比1.9%増)、営業利益3億6300万円(7.7%減)、経常利益5億1500万円(12.3%減)、当期利益2500万円(前期1100万円の赤字)となった。

貨物自動車運送事業・貨物利用運送事業・倉庫事業が決算に貢献し売上高は微増した。主力の特積み部門で運賃・料金の適正収受努力を行い、運賃単価を前年並みに維持できたこと、庄川遊覧船の設立などグループ拡大効果なども増収に貢献した。

反面、利益面では、営業原価が増収で直接経費が増加したこと、予想を上回る燃料価格の高騰などで、対売上高比率は横這いで推移した。販売費と一般管理費は、連結子会社が増加したことで16億600万円と6600万円増加し、これらに加え、原材料価格の上昇で消費関連貨物の低迷などが事業を圧迫し、減益となった。

通期の業績見通しでは、売上高1336億円、営業収益22億円、経常利益27億円、当期利益13億6000万円を見込む。10月1日からのトナミホールディングス設立に伴う体制変更で、グループ経営強化の効果などが現れることを期待している。

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