ヤクルトは8月27日、9月からメキシコで製造・販売しているドリンクタイプヨーグルト「ソフール」の生産能力を2倍に引き上げる。
ハリスコ州グアダラハラ市の第2工場を増築、生産能力約12万本(販売ベース)の新製造ラインを立ち上げる。新製造ラインの総事業費は約22億円。同時に販売チャンネルも拡大、9月-12月の第3四半期は1日18万本を目標に売り上げる。
ソフールの7月の販売状況は1日8万5625本。既に2008年度の計画本数1日6万本を上回っているという。商品の認知度が向上し、売上も順調に拡大していることなどを背景に、販売チャンネルの多様化を求める要望が多くなってきたことに対応した。グアダラハラ工場増強は昨年7月から建設に着手しており、今8月中に完成～稼働開始の見込み。
既存のメキシコシティ工場（生産能力約12万本／日）と合わせて生産能力を約24万本と従来の2倍に引き上げ、既に確保済みのヤクルトレディの中からソフールを販売するヤクルトレディも400人ほど拡大する。
