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DHL/香港拠点の拡張、処理能力倍増

2008年09月09日/国際

DHLは9月8日、香港国際空港内の同社セントラルアジアハブの拡張を完了したと発表した。総投資額は2億1000万ドル。拡張後の施設面積は3万5000 ㎡と倍増し、セントラルアジアハブの2008年の貨物取扱件数は4000万件になる見通し。

<拡張したセントラルアジアハブ>
20080908dhl1.jpg

拡張後の効率化では、書類・貨物の取り扱い件数が拡張前の3万5000件/時から7万5000件/時と114%増加。処理に費やすサイクルタイムも12分から7分に短縮される。

今回の拡張は、当初予定では2013年に完了する予定だったが、アジア地域の衰えない貨物需要などから5年前倒して完了し、拡張に当たっては、処理能力3万5000件/時の貨物と4万件/時の書類を処理する自動仕分けシステムを導入した。

<飛行機搭載前のタグ装着作業>
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このほか、貨物を一列に整列させる自動整列装置や貨物の各面を読み取れる6面のカメラスキャナを装備し、アジア各地の仕向地ごとに適切なシューターに貨物・書類を選別するシューソーターマトリックスも導入した。

このサービス向上に伴い、今月からアジア太平洋地区全域で、配達時間保証サービス「DHLエクスプレス12:00」の配達可能郵便番号を25%増やし、アジア域内でやり取りされる書類・貨物を、アジア太平洋地区全域に翌営業日の正午までに配達できるようにする。

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