日本通運の現地法人マレーシア日本通運は、マレーシア、パダンベサールにトラック積み替え用作業施設「パダンベサール事務所」を開設した。
タイとマレーシアの国境において、両国の法制面の理由からタイ籍トラックからマレーシア籍トラックへ（またはその逆）貨物の積替えが必要となっている。現在、この積替え作業は現地協力会社によって行われていたが、他社の積替え作業もあわせて行われているため、作業の手待ち時間が発生しており、また、作業品質の向上も課題となっていた。
このため、マレーシア日通の子会社である日通トランスポートサービスが、自社で積替えを行う作業施設「パダンベサール事務所」を開設したもの。
マレーシア国内における自社専用の積替え施設の開設は、日系物流企業として初めてとなります。同事務所では、開設にあわせて45トンリーチスタッカーを設置、タイ－マレーシア間の輸出入許可済み貨物をコンテナ単位で積替え、月間約700本のコンテナを取扱う。
