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キユーソー流通/川崎低温センター稼働など固定費増で経常利益27%減

2008年10月07日/決算

キユーソー流通システムは10月3日、2008年11月期第3四半期決算を発表した。決算内容によると、売上高は1063億7000万円(前期比1.9%増)だが、営業利益は5億9000万円(31.5%減)、経常利益6億2400万円(27.0%減)、当期利益1億6900万円(44.3%増)売上高は伸びを確保したが減益となった。

業務システムの改良による入庫作業の統一、中京・関西地区での無在庫物流と在庫物流の取扱拠点の分離、川崎低温物流センターでの輸入貨物の通関事務・保税業務の拡大などの施策を推進。売上高は食品メーカー物流など保管をともなう顧客の受注が減少し、加工食品出荷の伸び悩みによる既存取引の目減りで共同物流は低迷。

一方で、コンビニエンスストアや量販店などからの専用物流受託、キユーソー便全国小口輸配送システムでの食品メーカーなどからの受託拡大でこれらを総合した結果増収を確保した。

反面利益面は、共同物流収益の伸び悩みやコスト低減の遅れ、川崎低温物流センターの立上費用の発生などに燃料費高騰が重なったため減益を強いられた。当期利益は特別損失や法人税等調整額の減少で増益となった。

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