イヌイ建物が10月14日に発表した2008年11月期第3四半期決算は、売上高110億4600万円(前期比1.2%減)、営業利益15億6100万円(25.8%減)、経常利益15億2700万円(27.5%減)、当期利益6億400万円(46.9%減)と利益面の減少が目立つ内容となった。
同期は、営業原価の増加などで営業利益が減益となったほか、経常利益も支払利息の増加などで減益。当期利益は建物等臨時償却費の発生などで前期比約半減となった。負債も借入金の増加などで前期比で66億5200万円増加し、269億9300万円となっている。
通期は売上高180億円(20.8%増)、営業利益51億円(97.7%増)、経常利益51億円(100.1%増)、当期利益17億円(22.8%増)を見込む。