商船三井と東京マリンは11月1日、新しい液体貨物輸送の顧客ニーズに柔軟に対応するため、商船三井油送船部に「油送船プロジェクトグループ」、東京マリン営業本部に「傭船・プロジェクト室」をそれぞれ新設し、構成メンバーの一部は両組織を兼任する。
従来のカテゴリーでは分別できないエタノールなどのバイオ燃料輸送の増加と製油所・化学プラントが産油国に建設されたことによる、液体化学品荷動きの増加と船型の大型化新しい貨物の荷動きが増加してきたため、商船三井のメタノールタンカーにおける実績とノウハウ、東京マリンの化学品・植物油輸送における実績とノウハウ、両方を活かして顧客ニーズに対応できる体制を強化するもの。
今後、協同して船隊整備計画の策定から顧客対応、船腹調整、運航管理までを行い、グループとしての体制を強化する。
