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フェデックス/新アジア太平洋地区ハブでフライトテスト成功

2008年12月19日/国際

フェデラルエクスプレスは12月18日、中国南部の広州白雲国際空港で、2009年2月6日に稼働開始を予定している新アジア太平洋地区ハブの運用開始に向けてフライト・オペレーション・テストを実施し、成功したと発表した。

フィリピン・スービックベイを離陸したMD-11型機は、12月17日午前5時50分に白雲国際空港に着陸。オペレーションについては、フェデックスのハブチームがフェデックス所有のランプ・コントロール・タワーと、毎時2万4000個の貨物の仕分けが可能な仕分けシステムを駆使した。

ハブで全工程を完了した後、同機は最終目的地のパリのシャルル・ド・ゴール国際空港に向け、定時に離陸した。なお、アジア-欧州便は、週4便の運航を予定している。

新ハブでは、専用のランプ・コントロール・タワーを設置し、地上から航空機の誘導や駐機計画、貨物積み卸しの優先順位を全面的に管理することができ、信頼性の高いサービスを提供していく。

仕分けシステムは、16列の高速仕分けラインや7台のラウンドアウト・コンベアーベルトを配置し、さらに合計90の一次、二次書類仕分けスプリットから構成するシステムとなっており、1時間に最大で2万4000個の貨物を仕分けることができる。

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