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日通総研/1~3月の荷動き指数見通しはマイナス65と8ポイント低下

2009年01月26日/調査・統計

日通総合研究所は1月22日、2008年10~12月と2009年1~3月の物流業見通しなどを含む「企業物流短期動向調査」の概要をまとめた。

今回の調査は製造業13業種、卸売業2業種の1074社(回答率43.0%)が対象のアンケートを集計・分析したもの。それによると、2008年10~12月実績(見込み)の国内向け出荷量は前年同期比で「増加」とした回答が7~9月調査より8ポイント低下し7%となった。

「減少」の回答は26ポイント上昇し、64%を記録。増加の回答割合から減少の回答割合を差し引いた荷動き指数は34ポイント低下し、マイナス57となった。

2009年1~3月見通しの出荷量では、増加の回答が10~12月実績(見込み)より2ポイント低下し5%。減少の回答は6ポイント上昇し70%になる。荷動き指数はマイナス65と、さらに8ポイント低下する見通し。

今回の調査の荷動き指数を前回までの調査と比較すると、2008年は荷動き指数のマイナス幅が次第に拡大し、10~12月実績では、調査実施以来初のマイナス50割れとなった。1~3月見通しでも、荷動き指数はさらに低下し、マイナス65と見込まれている。

10~12月の業種別荷動き指数実績(見込み)では、全業種で2桁台のマイナスを記録。製造業では食料品・飲料以外の業種で軒並みマイナス50を超えた。業種全体の荷動き指数はマイナス57で、7~9月実績から34ポイント低下した。

1~3月の荷動き指数見通しでは、食料品・飲料で3ポイント改善する以外は、残りの全業種での悪化が見込まれる。業種全体の荷動き指数はマイナス65と8ポイント低下する見通し。

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