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東洋埠頭/国際物流などが貢献し増収増益、売上高3.1%増

2009年02月04日/3PL・物流企業

東洋埠頭が2月3日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は247億1300万円(前年同期比3.1%増)、営業利益7億7000万円(25.8%増)、経常利益6億9300万円(33.5%増)、当期利益2億2400万円(前期は13億1500万円の当期損失)の増収増益となった。

部門別の概況は、埠頭部門の経岸貨物量が399万トンで推移。穀物類は、川崎・志布志地区の取扱いが増加したが鹿島地区で減少し、前年同期の306万トン)を下回る300万トンの取扱い高となった。石炭類は川崎・豊洲地区共に取扱いが減少。7万トン減の70万トンの取扱い高だった。

鉱石類その他貨物は、非鉄鉱石の取扱いが増加し、一方でソーダ灰、シリカサンドなどの取扱いが減少したため28万トンの取扱い高だった。このため売上高は34億1300万円(5.4%減)となった。

倉庫部門の入出庫数量は261万トンと6万トン増加。平均保管残高は数量で28万トンと2万トン増、金額で520億円と93億円増加した。一般貨物では、米・麦、金属製品・機械などの取扱いが減ったが、紙・パルプや化学工業品が増加。輸入青果物は、柑橘類、パイナップル、野菜類などの取扱いが減少し、バナナが増加したため全体では取扱い増となり、冷蔵倉庫貨物の取扱い高は10万トンを確保。売上高は158億4300万円(3.8%増)となった。

その他、国際物流業務、施設賃貸業務、自動車運送業務、コンテナターミナル業務、工場構内作業などの部門は、国際物流業務がロシアの現地法人が加わったことで増加。売上高は54億5600万円(7.1%増)を記録した。

通期の業績予測は売上高330億円(3.5%増)、営業利益10億円(54.1%増)、経常利益9億5000万円(77.9%増)、当期利益3億6000万円と増収増益が続く見通し。

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