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東洋埠頭/売上高9.1%減、営業利益7%減

2010年02月03日/3PL・物流企業

東洋埠頭が2月3日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は224億7400万円(前年同期比9.1%減)、営業利益7億1600万円(7.0%減)、経常利益6億7800万円(2.3%減)、当期利益2億9300万円(30.9%増)となった。

第3四半期の埠頭部門で、経岸貨物量は386万トン(前期は399万トン)と減少した。穀物類は、崎、鹿島地区での取扱いは減少したが、志布志地区では増加したため、前期並みの300万トンの取扱い量を確保。

石炭類は企業の減産による工場稼働率の低下などが影響し、取扱い量は前期の70万トンを下回る67万トン。鉱石類などその他貨物も。合金鉄などの取扱いが減少し、前期の28万トンを下回る18万トンの取扱いとなった。売上高は31億2500万円、8.4%減だった。

倉庫部門の入出庫数量は、前期の261万トン下回る237万トンで推移。平均保管残高も、24万トンと前期の28万トンを割り込み、金額では426億円(前期は520億円)となった。一般貨物では、米・麦、豆類や鋼材などは取扱いが増加したが、紙・パルプや合成ゴムなどが減少。

輸入青果物は、シトラスが前期よりもやや減少したが、バナナやキーウィフルーツなどその他の貨物は堅調で、青果物全体ではほぼ前年並みとなった。冷蔵倉庫貨物の取扱い量は7万トンと前期の10万トンを下回り、売上高は151億3600万円と4.5%減となった。

国際物流業務、自動車運送業務などのその他の部門は、国際物流業務と自動車運送業務が大きく減少。売上高は42億1100万円と22.8%減だった。全社では、特別損失の投資有価証券評価損が減少したため、当期利益は増益となった。

通期は売上高297億円(8.2%減)、営業利益8億7000万円(16.8%減)、経常利益8億円(13.2%減)、当期利益3億4000万円(5.2%減)を見込んでいる。

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